院長コラム

2017.10.06更新

今回は、『鳥肌胃炎』についてお話したいと思います。

最近外来に、検診の胃透視(バリウム検査)で『鳥肌胃炎』と診断されてくる患者さんがチラホラいらっしゃいます。

鳥肌胃炎とは、その名前の通り内視鏡所見が鳥肌のように凸凹して見えることからその名がつきました。

病理学的にはリンパ濾胞の過形成が認められ、それらが隆起を形成するため内視鏡でみると凸凹した粘膜となります。

鳥肌胃炎は、若年とくに女性のピロリ菌感染がある方に認められることが多い内視鏡所見とされています。

鳥肌胃炎は、悪性度の高い未分化型胃癌が発生するリスクが高いとする報告もあり、注意が必要です。

とはいえ、鳥肌胃炎もピロリ菌感染の一つの形態に変わりはなく、過度に心配する必要はありません。

『鳥肌胃炎』と診断されたら、早めにきちんとピロリ菌を除菌し、定期的に胃の内視鏡検査を受けることが大切です。

鳥肌胃炎は、除菌を行えば、徐々に改善していき凹凸は消退していきます。

 

投稿者: 西葛西消化器内科クリニック

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